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葉酸が不足すると貧血になり、欠乏症になる可能性がある
妊活をしている女性の中には、葉酸を積極的に摂取している方が多くいらっしゃると思います。
赤ちゃんの先天性の奇形を防ぐ効果があることで有名な葉酸ですが、不足している場合、実際にどのようなことが起こるのでしょうか。
葉酸が不足すると、細胞分裂やDNAの複製を正常に行うことが難しくなります。
葉酸の欠乏症の主な症状としては、貧血が挙げられます。
初期段階では疲労感から始まり、症状がひどくなると眩暈や呼吸困難、肌の蒼白などが見られるようになります。
さらに、下痢や体重低下、味覚機能の低下なども現れることがあります。
現代の日本の食生活では、一日に必要な摂取量をクリアできていない人が多く存在すると言われています。
また、飲酒や経口避妊薬の摂取により消費されやすい栄養素でもあるため、日常的に飲酒の習慣がある人や経口避妊薬を
使用している人は特に注意が必要です。
特に妊娠中や授乳中は、体内で通常よりも多く葉酸が消費されるため、欠乏症を防ぐために意識して摂取することが大切です。
だから妊活において重要な栄養素と言われているのですね。
野菜や果物等、食品からの積極的な摂取に加え、サプリメントも上手に活用して、健康な母体を作り元気な赤ちゃんを
産む準備を整えておきたいですね。